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2007年11月07日

バルセロナ5

3日目。
翌日は9時には空港に向かわなければならないので
観光は今日一日だけだ。
まず最初に行ったのがホテルのすく側にあるアンカンツ(蚤の市)。
バルセロナで一番大きな蚤の市だそうだ。
ガラクタと思えるものや不思議な物がいっぱいあった。
古い家具も沢山あった。
飛び交う言葉はもちろんスペイン語。
写真を撮りたかったが観光用の市ではなく地元の人のものなので
写真はやめたほうがいいと夫に言われたのでやめた。

それから港へ。
この日は生憎の曇り空。
でもイギリスだったらこれは晴れに近いうす曇。
バルセロナ5
ここでお昼を取ることにしたが、高い観光客向けのレストランしか見つからない。
1時間以上歩き回ったが地元の人が行くような場所は見つけられなかった。
私なりの結論としてスペイン人は美味しいものは自分たちで楽しんで
観光客には見つけられない所に隠している。

歩き疲れてしまった私たちは結局いかにも観光客向けの
レストランで高いシーフードパエリアを食べることにした。
夫は魚介類が苦手なのだがせっかくだから挑戦すると言った。
以前マヨルカ島でパエリアを食べたときは殻付きの海老が食べられず
私が殻を取ってやった。
今回もそうするつもりだったら夫は殻を取ってもらうのはカッコ悪いと思ったようで
教えてくれれば自分で食べられると言った。
ではまず海老の頭を取ってそれから殻をと手本を見せた。
夫は見事に一人でパエリアを平らげた。
普段は食べないムール貝、海老、イカ。
お米が魚介類の旨味を吸って美味しかった。
高かったけれど楽しめた。
夫も美味しかったそうだ。

それからはグエル公園に行く予定だったが私たちは歩き疲れてしまい
さらに大きな公園へ行くことをあきらめてしまった。
ここで予定を変更してガウディーのデザインのカサ・バトリョへ向かった。
バルセロナ5
またまた不思議なデザイン。
しかし私たちの興味をそそった別の光景があった。
写真はあえて撮らなかったがアフリカ系の人たちの物売りだった。
高価なデザイナーブランドを売るお店の前にその人達はいた。
日本風に言えば大きな風呂敷を広げてその上に偽物のバックを置いている。
私たちが驚いたのはその風呂敷の四つ角に
それぞれ丈夫な紐が縫い付けてあってその紐を束ねてつかんでいる。
彼らの行為は違法なので警察が来たらすぐ荷物を担いで
逃げられるようにしているのだ。
お巡りさんを気にしながら道行く人にバッグを売りつける。
夫は面白いとずっと見ていた。
私たちがカサ・バトリョの前のベンチに15分ほど座っていた間に
バッグが4つ売れたと夫が言っていた。

ここで面白い友好。
ベンチに座っていた時、隣にスペイン人のおばさんが座った。
ベンチからはカサ・バトリョに入場料を払って見学している人達が見えた。
みんな携帯電話を持っているように見えた。
それは別々の言葉で聞ける案内のレシバーのようだった。
おばさんがスペイン語で私に話しかけた。
ここからは私の勝手な解釈。
おばさんは皆なんで携帯電話を使っているのかしら?
私がスペイン語のイントネーションで「インホマシオン」インホメーションと言うと
ああなるほどねとおばさんがうなずいた。
その後も私が理解しているかどうか構わずに話し続けるおばさん。
おばさんが中を見学した?と聞いたのでノンと言うと
私も見学しようと思ったけどやめたの、入場料が高いから。
私がジェスチャーでお金をあらわした。
そうよね高いわよねとうなずくおばさん。
夫がそろそろ行こうかと言うのでおばさんに挨拶をして
その場を去った。
おばさんの言葉はわからなかったが何を言いたいかはわかった気がした。
おばさんも私のことは理解してくれたと思う。
面白いひと時だった。

最後の夜は最初の夜に行ったホテル近くのレストランで夕食をとることにした。
美味しいし、雰囲気はいいし、従業員の接客が良かった。

最後に夫が食べた暖かいアップルパイとアイスクリームは美味しかった。
バルセロナ5
夫は息もつかずにあっという間に食べてしまった。
私もいつもより食べ重いお腹を(夫ほどではないが)抱えて
ホテルに戻った。

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この記事へのコメント
kemmi さま

18時に低カロリーな夕食終了。
ただ今の時間は22時。

そしてkemmi さんのブログを拝見していると
お腹が鳴りそうです(笑)

このアップルパイのサイズは?
まさか普通の台ではないでしょうね~(笑)

ガウディーのデザインは雪国には移築できませんね。
南の国だからにあうのでしょう~
気持ちも明るくなりそうです。

偽物のバック売り、たくましいですね~(笑)
日本の風呂敷はエコバック代わりにと
先日同じ方法でテレビでやっていました。
どちらが先かしら~(笑)

旅の楽しみは観光客が行かないような所で
その土地の美味しい物を食べられると嬉しいですね!

日に焼けましたか?
Posted by クッキーママ at 2007年11月08日 22:19
友達が
「イタ語とスパニッシュのケンカを見た」
と言っていたが・・・
ホントに、ヨーロッパはなんとなくで通じるんだなあ。
日本と中国で漢字でコミュニケーションするみたいに。
Posted by z0ra at 2007年11月08日 22:52
☆クッキーママさん

このパイの直径は15センチくらいでした。
結構大きいでしょう。

ガウディーのデザインは抜けるような青い空に合いそうです。
非凡な私には全く浮かばないですね。

風呂敷はすごいですね。
どちらが先でしょうね。

やはり地元の人が美味しいと言って食べているものが食べたいですね。
友達でもいればいいのですが。

私はそれほどでもありませんが、夫は面積が広いせいか
結構焼けていました。


☆z0raさま

会話が成り立っているって面白いですよね。
言葉はわからなくても伝わるものはあるようです。
Posted by kemmi at 2007年11月09日 05:59
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