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2005年12月05日

ショウナ

ショウナは前の会社のリリーフマネージャー。
私のお店の社員が有休の時や人手が足りない時に手伝いに来てくれた。
性格が明るくさばさばしていて好きだった。
ある日、ショウナと2人きりで働いている時に
プライベートな事を聞いてもいい?とショウナが聞いてきた。
質問は子どもはいるの?だった。
いないのであっさりと会話は終わってしまったので
今度は私がショウナに同じ質問をしてみた。
成人した息子が二人いるとの事。
そしていたずらっぽく笑ってから
「実は長男なんだけど私はずっと彼はゲイだと疑っていたのよ。
でも軍隊に入って女性と結婚したから私の感は外れていたと思ったんだけど
その女性と離婚してしばらくかなり落ち込んで欝っぽくなったの。
でその後自分に正直に生きることにしたみたい。
ボーイフレンドができたのよ。
やっぱり私の目に狂いはなかったわ。彼はゲイだったのよ」と
実に楽しそうに話してくれて私も聞いていてとても楽しかった。
息子さんのボーイフレンドに会ったことがあるの?と尋ねると
「もし息子のボーイフレンドが素敵だったら私が欲しくなるから
会わないことにしてるの。
息子と男の取り合いはしたくないじゃない」と言った。

その後会社は大幅に人員削減をして私も職を失った。
ショウナが会社に留まれたのかどうかもわからない。
彼女と一緒に働ける時はとても楽しかった。
ショウナに会えなくなってしまったのはとっても残念だ。
もっと楽しい話を彼女から聞きたかった。

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Posted by kemmi at 00:49│Comments(3)仕事
この記事へのコメント
私だった・・・非難受けるかもしれませんが、世間の目を気にして受け入れるまでに相当時間がかかりそうです。
次男が小さい頃は女の子のようにきゃしゃでいただいたスカートも似合っていました(笑)
その頃は節分に「鬼はオソト・・・」と言ってたくらいだったのが、幼稚園に入ったら俄然男に目覚め、夫が撮影した8ミリでスカートをはいて踊ってる姿が出てきたら泣いて抗議されたの思い出しました。
親って勝手ですね。
広い心を持たなければ・・・解ってはいるのですが・・・(笑)
Posted by クッキーママ at 2005年12月05日 08:59
うう〜む。混乱したまま頭を抱えるのかな〜。
それとも、記憶を消して現実逃避するのかな。
オカマバーに馴染みがいるからといってね〜。
人事のように済ます事はできんのでしょうね。
やはり、頭を抱えて右往左往しているのかな。
Posted by 北の旅烏 at 2005年12月05日 11:19
こんにちは。
イギリスではゲイの人たちが結構市民権を得ているので
日本よりは話しやすい環境かも知れません。
ショウナも色々な葛藤を乗り越えてあんな風に話せるようになったのかもしれません。
職場にも見た目でわかるゲイの人が二人いますが
お話は上手いし、雰囲気を盛り上げてくれるので人気者です。
夫はテレビに出てくる有名人を彼はゲイだとと毎回教えてくれます。
何回も聞いたから知ってるよとあしらっています。
Posted by kemmi at 2005年12月05日 21:31
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ショウナ
    コメント(3)