イギリスで始めたこと

今朝早出で職場に向かっていた。
ようやく夜が明けた早朝５時半頃、自転車を走らせていた
公園内の遊歩道、前方に何か大きなものが。
近づいていくとどうやら人のようだ。
私のほうに足を向けて横たわっている。
見えているすねは異常に白い。
具合が悪くて倒れたいるのだろうか？
それとももうお亡くなりになっている？
様々なことが頭をよぎる。
自転車を降りて恐る恐る近づいてみると若い男の子だ。
声をかけようと顔を覗き込んだらいびきをかいていた。
どうやら明け方まで遊んでいて寝込んだらしい。
行き倒れではなさそうだったので声をかけるのをやめた。
しかしよくアスファルトの上で寝れるものだ。
それもど真ん中。

私の数時間後に同じ道を通ってきたスーにその話をした。
「私が来るときはだれもいなかったよ。
その前に雨も降ったからそれで起きたんじゃない」と言って笑っていた。

以前、日本で夜中に見た酔っ払いは電話ボックスの隣で寝ていた。
靴を脱いでちゃんと揃えて。
この時も私は自転車に乗っていた。
夏の札幌だった。
家についてから心配になったので警察に電話した。
もし事件性があれば連絡をすると言われたが何もなかった。
やっぱりただの酔っ払いだったようだ。

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