イギリスで始めたこと

今週末もお休みが土日で更に天気がいい。
こうなれば家に居るのはもったいないので夫とチェスターへ出かけた。
考えてみると今年ははじめてのチェスターかな？
天気がいい土曜日なので街中は人でいっぱい。
英語じゃない言葉が聞こえてくる。

チェスターへ行くと必ず大きな川の側へ行く。
ベンチに座ってアイスクリームを食べながらのんびりとする。
周りのベンチに座っている人たちはサンドイッチを広げたり
アイスクリームを食べたりしている。
つり橋では男の子たちが１０メートルくらい下の川へ飛び込みを
楽しんでいた。

今年の夏は暑い。先週は３６度を超えた日もあった。
仕事するには暑すぎた。
しかしお休みの日はこのぐらい暑くてもいい。

ランチを取りに街中へ戻った。
暑くてのどが渇いてまずパブでシャンディーを１杯ずつ頼んだ。
美味しかった。
それから新しく見つけたパブでお昼を取った。
５ポンド９５ペンスのランチが２人分だと７ポンド９９ペンス。
これは安かった。

幸せな気分を胸に駅へ向かった。
とここまでは良かったのだが、駅に着くと私たちが乗るはずだった電車は
バスの代行運転になっていた。駅員に確かめると理由はわからないが
私たちの住む町までの電車が走れないのでバスで帰ってくれとのこと。
仕方なく駅員に言われて駅の前でバスを待つ。
バスなら時間がかかるので高くても電車で来たのに。
私たちの他にも８人ほどバスを待っていた。
文句を言いながらバスを待っていたが言われた時間になっても
バスはやってこない。
１０分ほど経ってから女性が駅の中に行きバスが来ないことを
告げに行ったら
バスはキャンセルになったので電車を乗り継いで行ってくださいと
言われたと言う。
あわてて駅内に戻り、駅員に確認すると同じことを言われた。
夫がプラットホームはどこでいつ発車すると尋ねると
１番ホームでもうすぐ出ますとの答え。
総勢１０名ほどバスを待っていた人たちは一目散に１番ホームへ急いだ。
電車に皆乗ってから２分もしないうちに電車は発車した。
それから私たちが乗っていた車両は文句の嵐。
外でバスを待てと言っておいて勝手にバスをキャンセルをしたのに
誰一人駅の関係者は私たちにその事を告げに来なかった。
事情を確かめに言ってくれた女性のおかげで私たちは電車に間に合ったけど
知らなければただ無駄に外でバスを待っているところだった。
夫が僕の妻は日本人だけど日本ではこんなことは絶対に起こらないと
周りの人に言っていた。
そして夫は私にこれがイギリスのサービスだよと言った。

私たちの住む町に着くと同じく電車に乗っていた人たちと
挨拶をして別れた。
楽しかった一日だったが最後にちょっとやきもきさせられた。

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