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2008年11月19日

ローマ2

ローマ2
ローマ2日目は目覚めると雨は止んでいた。
ホテルでパンとカプチーノの簡単な朝食を取ってまずはコロッセオへ。
夫は映画「グラディエーター」が好きでここは行きたかったそうだ。
私もローマといえば必ずコロッセオが浮かんでいた。
想像以上に大きな建物だった。
ローマ2
闘技場は木の床でその上に砂が敷かれたそうだ。
残酷な闘技場だったようだが差し込んできた日差しの中ではのどかな風景に思えた。
そしてこんな所で予期せぬ出会い。
ローマ2
私の影の中でポーズをとってくれた猫ちゃん。
コロッセオに猫がいるなんて驚きだった。
それからパラティーノの丘へ。これがまた広い。
ローマ2
こんなところでもまた猫に遭遇。
ローマ2
どこかの国のおばさんたちに撫ぜてもらってとても人懐こい猫だった。

ローマ2
私の目を惹いたたぶん教会だと思われる建物。

パラティーノの丘はかなり広く道も当時の物がまだ残っていて
その石畳の道を歩いていると結構足に負担がかかった。
まだ昼になったばかりなのに私たちの足は疲れが出はじめていた。

次はヴァチカン市国に向かった。
昼食は途中で見つけたピザの看板に釣られて日本で言えば
お好み屋さんみたいなところ。
ディスプレーに帯状のピザが何種類も飾られている。
10種類以上はあった。
その中から好きなピザを指差すと20センチ四方位に切ってくれて
オーブンで暖めて紙に巻いて手渡してくれる。
飲み物とピザで二人で10ユーロ、安いそして美味しかった。

お腹を満たしてサン・ピエトロ広場へ向かう。
ローマ2
広場にはサン・ピエトロ寺院へ参拝に来た人たちがすでに長い列を成していた。
ピーク時は待ち時間は2時間を越えることもあるそうだ。
回廊屋根部分には140人の聖人像が並んでいる。
ローマ2
彼らに見守られながら約30分で寺院の中へ入ることが出来た。
入るとすぐに水のみ場がありみんな水を飲んでいたので
夫も私もわけがわからないまま他の人たちと一緒に水を飲んだ。
地下の部分には歴代のローマー法王たちが眠っている。
厳かな雰囲気の中進んでいくと人だかりと警備員のいる場所に着いた。
そこは2005年に亡くなったヨハネス・パウルス二世の眠る場所だった。
私たちの前を歩いていたイタリア人の家族の母親はその場にひざまつくと
目頭をハンカチで押さえだした。
他にも一心に祈りを捧げている人たち。
彼らの信仰の深さを垣間見た気がした。

寺院の内部に入るとその豪華さ美しさに圧倒された。
ローマ2

ローマ2

ローマ2

ローマ2
何を見ても素晴らしいの一言だった。
私たちは妹と夫の姪っ子のために祈り寺院をあとにした。

この日はかなり歩いたので私たちの足はかなり疲れていた。
夫は膝が痛くて私はふくらはぎがつりそうな痛さ。
それを吹っ飛ばしてくれたのがもちろんジェラードアイスクリーム。
ローマ2
イチゴを選んだらイチゴを食べているような感じで美味しかった。

かなり疲れてしまったのでホテルに戻りこの日もホテルの近くのレストランで
夕食を取った。
夫は相変わらずミックスグリル、全部肉。
ローマ2
私はホームメードのパスタのトマトソース。
ローマ2
これがお餅みたいなもちもちのパスタで美味しかった。
そしてドルチェ(デザート)。
チョコレートケーキとレモンケーキ。
ローマ2
ローマ2

夕食後テルミニ駅に行ってみるとなにやら騒がしい。
ローマ2
学生が奇声をあげていた。
何のデモなのかわからなかったが夫と見ていた。
遠巻きに警官も待機していた。
夫は何か騒ぎが起こることを期待していたが
何事も起こらず学生たちはそれぞれ散っていった。

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この記事へのコメント
kemmi さま

権力と残虐のコロッセオ。
でも素晴らしい建造物ですね。

サン・ピエトロ寺院、宗教に関係なくこの荘厳さに
自然に祈る気持ちになりそうです。

ネコちゃんかわいい。
じゃらしさんの凛ちゃんに似てますね!(笑)
Posted by クッキーママ at 2008年11月19日 23:29
寺院の天上絵のなんと豪華で素晴らしいこと!
旅に出てご自分の目で見れた人だけに贈られる
特上のご褒美ですね。(^^)
ご主人が召し上がったミックスグリル・・・
美味しそうですね。でも最近、食後の大田胃散の
お世話になることが多くなりました。(^^;)
Posted by 北の旅烏 at 2008年11月20日 11:28
☆クッキーママさん

コロッセオはよくこんな物作ったものだと感心しました。
猫ちゃん、そういわれると凛ちゃんに似てますね。(笑)

サン・ピエトロ寺院の中は本当に素晴らしかったです。


☆北の旅烏さま

自分の目で見て写真にとって見るとこんなんじゃなかったと思ってしまいます。
やはり実物、本物のすごさですね。
私たちは口を開けっ放しで見とれていたと思います。(笑)

ローマのミックスグリルはフライドポテトがつかないだけよかったと思います。
Posted by kemmi at 2008年11月20日 20:30
ローマ日記、楽しく拝見させていただいています。4日間で行って来れる場所なんですよね。イギリスに引っ越してきてから、実はまだ海外に旅行に行ったことがなく、そういう実感が未だにわきません。

旦那様は相変わらずミックスグリル(笑)。Kemmiさんのニョッキおいしそうです!

実は今日、昼休みに散歩をしていたら、ものすごく人懐こい猫ちゃんに会い、ズボンが毛だらけ。その時Kemmiさんのことを思いだしていました。明日、また猫ちゃんを捜しに行ってみようかと思っています。
Posted by おゆり at 2008年11月21日 06:09
☆おゆりさま

お二人で時間が出来たらここから行ける所がいっぱいありますよ。
猫ちゃんとお友お達になれるといいですね。
そうです、夫は相変わらずミックスグリル。
私の2倍の値段でした。

ところで車と鍵はどうなりなしたか?
おゆりさんのブログを読んでハラハラしてました。
Posted by kemmi at 2008年11月21日 22:29
ある意味狂気の時代でしか造れないものというものが建築物にはありますよね。
現代の建築物にもバブルの時期にはその時代でしか造れない物っていっぱいあったと思うのですが、残っていかない.....という悲しさが近現代の象徴なのだな...と、こういう古いすごいものをみると思います。
Posted by tsu-tsu at 2008年11月22日 21:47
☆tsu-tsuさま

闘技場を作るという発想が狂気じみてますよね。
このコロッセオを作るだけでも何人も命を落としているんでしょうね。
でも建物を実際に見てみるとただすごいと思います。
ねこちゃん可愛いでしょう。
Posted by kemmi at 2008年11月23日 05:32
Kemmiさま

まだスペアは手に入っていません。約束の火曜日に義父がお店に行ってくれたのですが、まだできていなかったそう・・・。ええ、ここはイギリス。

ブログをチェックしてくださってありがとうございます。ああ、大変な一日でした。
Posted by おゆり at 2008年11月26日 05:51
☆おゆりさま

まだですか。本当にイギリスですね。
早く落ち着けますように!
Posted by kemmi at 2008年11月26日 22:09
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    コメント(9)