イギリスで始めたこと

５日目は３つの島を巡るクルーズに出かけた。
事前に調べた結果Katerinaという船が一番いいとの口コミがあったので
Katerinaに決めた。そしてそれは大正解だった。
１０時に出港なので９時半頃着くともう乗客はやってきていて満員のようだった。
船は私たちが泊まっているLambiのビーチを通り過ぎて行った。

最初の島はPlattiで船はそこで碇を下ろして乗客たちはそのまま海へ。

ここで紹介したいのが乗組員のコスタ。
このクルーズは家族で営まれていてコスタは船長さんの息子か弟のようだ。
コスタは碇を下ろしたり船の操縦の手伝いをしながらその他は
乗客をとにかく楽しませようと手品からいろんなことをやってくれた。


これはコスタがかつらをかぶり弾き語りをしているところ。
このあとコスタは昼食の準備中にポークケバブを失敬してきて
つまみ食いをし、それを乗客と分け合っていた。
私の口に放り込まれたお肉はとても美味しくてお昼が待ちきれなくなった。
これが昼食。

どれもこれも美味しくてあっという間に平らげてしまった。

次はKalymnos。天然のスポンジの島として知られているそうだ。
コス島とはまた雰囲気が違う。



スクーターが多くてこの写真を撮ろうとしていたら
ダルメシアンをスクーターの前に立たせて運転している人を目撃。
その犬は気持ちよさそうに風を切っていた。
この島に降り立ったときは最高に暑く４０度くらいあるのではと思われた。

最後は一番小さな島Pserimos。

本当に小さな島でこの左手にレストランが３軒ほどあるだけ。
海は砂浜で綺麗だった。

ここでこんな物を発見。

ウニ！！！
ギリシャでもウニが取れているようだ。
このウニを見て食べたいと思ったのは私だけだと思う。

島巡りを終えて船は港へ向かう。
１時間以上かけて港へ向かっていた時間、私たちは全く退屈することが無かった。
タイタニックのテーマ曲が流れたかと思うとコスタの先導であのポーズ。
普段はこんな事をやらない夫もコスタに乗せられてやってしまった。


ドイツ人の綺麗なお嬢さん２人はコスタと一緒にでも大爆笑。

なぜならコスタの左手がしっかりとお嬢さんの・・・
このあとコスタはしっかりパンチを頂いていた。

次はパレーツオブカラビアンのテーマ曲が流れてくると
コスタは客一人ひとりの頭に海賊がするバンダナを巻いてくれた。
夫はこの時タバコを吸いに船の後ろのほうへ行っていた。
なかなか戻ってこないなと思っていたらいきなりこの格好で登場。

あまりにも似合っていて他の乗客と大笑いした。

コスタは最後の最後まで私たちを楽しませてくれた。
最後はギリシャの音楽に合わせてダンス。


本当に楽しいクルーズで何でこんなに笑ったのかと考えてみると
コスタ自身が身をよじって笑うくらい本当に楽しんでいたからだと思った。
こんな楽しいクルーズ、昼食もついて２０ユーロは安かった。
そして楽しい思い出となった。

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