イギリスで始めたこと

今年はじめて洗濯物を外に干した。
今日はとてもいい天気で出かけたらあまりの暑さに
ジャケットを脱いでしまった。

新品５ヶ月で壊れてしまった洗濯機の問題を今日ようやく解決できた。
しかしここまでの道のりは長かった・・・

２月２１日に洗濯機の苦情を言いに行った夫が店から追い出されて
その足で夫は新しい洗濯機を他の店で買ったのは前にも書いた。
その後落ち着いてから私はこのままで泣き寝入りはいやだと思い
３月６日にこの家電の本社に苦情の手紙を送った。
すると１０日に本社のカスタマーサービスから私に電話があり
洗濯機の代金を全額払い戻ししてくれると言う。
あまりにの対応の早さに驚いたが私よりも驚いたのは夫だった。
私がこのままでは許さない、本社宛に苦情の手紙を出すと言ったら
私の気が済むのならいいけれど何をしても無駄だと思うよと言っていたのだ。
カスタマーサービスは手続きにちょっと時間がかかるので
１週間ほど待って欲しいと言って何かあればと連絡先と自分の名を名乗った。

１週間待っても手紙は来なかった。
更に待って１８日後の３月２８日にカスタマーサービスに電話を入れた。
待たされること３０分、上司に確認しますからと一言二言話しては待たされる。
実際に話ができたのは５分くらいではないかと思う。
最終的に男性に取り次がれて洗濯機の交換ですねと言う。
違う、払い戻しだと一からまた説明。
どうなっているのかと聞くと郵便物が紛失したのでしょうと言う。
私の忍耐も限界に近づいていた。
それでは１週間後に払い戻しの書類が届きますからで話は終わった。

ところが翌２９日に洗濯機交換の書類が届いた。
書類を見てぜんぜん違うと怒る私。
今までの苦労が無駄だったねとなだめる夫。
夫は私がこれで諦めると思ったようだったが
私はこういうことをされるとかえってエネルギーが沸いてきた。
夫にあと一回だけ交渉すると言った。

もうカスタマーサービスに電話してもらちがあかないことはわかったので
電話ではなく手紙にした。
そこで行き違いの間違いを正し速やかに対応してくれることを書いた。
待つこと約２週間、今週の月曜日に謝罪の手紙が届いた。
その手紙と購入時のレシートを持って洗濯機を買った支店に行くようにとあった。
そして今日店へ行ってきた。
約束どおり全額払い戻しをしてもらった。

夫は私の粘り勝ちだと感心していた。

店に行くとき夫はまたつまみ出されたら困るから近寄らないと笑っていた。

対応してくれたマネージャの顔を見ながらこいつが夫を追い出したのだなと
名前や顔をまじまじと見ていた。
夫にマネージャーって鼻の下にひげがある人でしょうというと
そうひげがあって髪の毛がグレーでめがねをかけてて背が高い奴だった。
え？ひげはあったけど背は私と同じくらいか低かったような気がする。
髪の毛は茶色でめがねをしていなかった。

どうやら夫に対応したマネージャーとは違う人のようだ。
と言うことは他の支店に移動になったのか？
私が苦情の手紙で夫が店からつまみ出されたことを書いたのが
災いしたかな？

長い戦いだったがようやく気が晴れた。
夫は私の執念深さに驚いたようだが自分が正しくて
相手が間違っているのがわかっていたからできた。
でも二通目の手紙を送ってこれで音沙汰がなければこの会社と
交渉するのは諦めて公の機関に連絡を取るつもりでいた。
諦めずによかったと思っている。

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