イギリスで始めたこと

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夫がラグビーの試合を見に行く日は私の一人夕食。
仕事が終わってから何を食べようかと買い物をはじめたら
お魚屋さんに生たらこがあった。
確か去年も今頃売られていた。
この時期だけしか出回らないので迷わず買った。
煮付けにしてみた。

懐かしい味、美味しかった。

今日もまた買ってきたので早速味噌漬けにしてみた。
漬かるのが楽しみ。  

今年もクリスマスの日は恒例のクリスマスディナー。
買い物は手分けをして夫にチキンを買ってきてもらった。
２人だけだから小さいのでもいいけれど中くらいのを買ってくると言っていた。
昨日冷蔵庫から出したチキンを見たら大サイズだった。
昼過ぎからローストチキン作りに取り掛かった。
大体２時間ほどで上手く焼きあがった。

いつもはニンジンをゆでていたが今年はスティック状に切って
ポテトと一緒にローストしてみた。
ニンジンがとても甘くてすごく美味しかった。
夫ともう一本ニンジンを使えばよかったと思った。
私は足のほうが好きなので大きいのを一本もらった。


冷蔵庫にはまだ半分のチキンが残っている。
今日はチキンカレーだな。  

夫が申し訳なさそうな顔で今日友達から一杯やらないかと誘われているけれどと言う。
行ってくればと言って何時ごろなのと訊くと６時ごろと答える。
ということは晩御飯はいらないのと畳み掛けるように訊くとうんと答えたので
内心で「やった、今日は好きな物を作れる」と思った。
行っておいでよとにこやかに言う私に夫は不審そうだった。
実は餃子に続き海老シュウマイもどきを作ってみたいと思っていた。
私が見たレシピはシュウマイの皮の代わりに片栗粉をまぶして蒸すものだった。
早速挑戦。
シュウマイだけでは足りないので冷凍豆腐の煮物。
シュウマイの味付けに失敗してちょっと塩辛くなってしまった。
これはまた改善しなければ。
片栗粉はしっかり外側をコーティングして旨みを閉じ込めてくれるのでかなりいい。

夫は私を残してひとりで友達と飲みに出かけることに罪悪感を感じているようだが
私にとっては自分の好きな物を作れるのでたまにはこんな夜もありがたい。  

最近無性に餃子が食べたくなったので作ってみた。
焼き方を失敗したが味はまあまあ。

餃子の皮は中華街まで行かないと手に入らないので
自分で作ってみた。
大学時代、中国人の友達に手作りの餃子をご馳走になった。
とても美味しくて作り方を教えてもらった。
皮の作り方も教えてもらった。
大丈夫かなと思ったが身体が覚えていてくれた。


イギリスには中力粉と強力粉しかないので中力粉を使って２６枚完成。

包み方も水を使わない友達に教えてもらったやり方で。


友達の話では大晦日から家族総出で餃子を作るそうだ。
作った物は水餃子で頂く。
水餃子が余ってしまったら翌日はそれを焼き餃子にするそうだ。

多目に作って冷凍したので次回は水餃子で一人楽しもう。
実は夫には不評だった。
残念。
  

イギリスでももやしが買えるのだが鮮度が悪い。
色は悪くなっているし袋には空気がたっぷり入って膨らんでいる。
日本ではとても売れないだろうと思うのがまだ賞味期限が３日くらいあって
嘘でしょうと思ってしまう。
仕方なく買っていたのだが偶然見ていたブログの方が
もやしを作り始めたのを見てこれは私もと早速始めた。

緑豆（Mung Beans)を使った。
まず大匙２杯を洗って１分ほど熱湯につけた。
熱湯につけることで豆が腐りにくくなるそうだ。
そしてたっぷりの水につけて一晩置いた。


翌朝水を切ってタッパーの蓋を完全に閉めずずらしてその上から
黒っぽい布をかけて光を遮断した。

一日に3度ほど豆をリンスして水を切った。
このタッパーは100円均一で買った豆腐水切り用で中に
水切りのタッパーがあって水を切りやすくしてくれた。  続きを読む

豆腐が冷凍できると聞いてぜひ試したいと思っていた。
豆腐が食べたくなるのだが簡単には手に入らない。
せっかく買ってきても夫が食べないので一丁を一人で食べるには多すぎる。
かと言って無駄にはしたくないしと思っていた。
豆腐を冷凍すると食感が変わり凍み豆腐や湯葉のような食感になるそうだ。
水分が抜けることで味もしみやすくなるとのこと。
これは試さなければと思っていた。
先週マンチェスターに買出しに行って木綿豆腐を買ってきた。
８等分にしてタッパーに入れ冷凍庫へ。

四日たてば使えるそうなのでとりあえず二個を半解凍して煮てみた。
失敗したのが豆腐に間隔をあけずに冷凍したので
2個だけ取り出すのに苦労した。
今度は間隔をあけて冷凍しよう。

インゲンもニンジンも冷凍のもので15分ほどことこと煮てみた。

豆腐にしっかり味がしみていた。
湯葉を食べているようなきめの細かいがんもどきような感じ。
だしがよくしみこんでとにかく美味しい。
こんなに簡単に煮物ができるなんて感激。
今度マンチェスターへ行ったら二丁、三丁買ってこよう。  

昨日の夕飯で使い残したアンチョビをどうしたものかと冷蔵庫を中を見ながら考えた。
トマトがあったのでそれをざく切りにし、フライパンで炒めて
そこにアンチョビを入れて私の昼食にした。
アンチョビを残してもしょうがないので全部入れてしまった。
ニンニクも入れたいところだったが私一人が臭ってしまうので断念。
最後にイタリアンハーブを足してパスタとからめて出来上がり。
ちょっと塩気が強かったがまあまあの出来。

里帰り中のヘルパーさんの話。  続きを読む

以前から作りたいと思っていた納豆スパゲティーをやっと作った。
ゆでた麺にバターと醬油、レモン汁各小さじ１をからめて
その上にたれを入れて混ぜた納豆と刻みのりを乗せるだけの
とっても簡単な物だった。
このレモンと納豆の微妙な組み合わせがいい。
思わず美味しいとつぶやいた。
これはいいレシピを見つけた。

レシピはクックパッドのほ～さんのを使わせていただきました。  

魚料理のレパートリーが目下サケのチャンちゃん焼きと
フィッシュケーキしかないので買ってきたのがスモークド・マカレル。
さばの干物のこと。
買ってきたのはいいけれどメインにするには半身ずつでは小さいし
いつ食べようかと冷蔵庫に入れていたら夫が目ざとくそれを発見。
美味しそう翌日の朝食にしようよと言う。


トーストと紅茶で頂いた。
ハーブとガーリックがきいたさばの干物。
日本人の私にはご飯と大根おろしとお味噌汁で食べたいと思った。  

今日はクッキーがいた。
窓越しに声をかけると答えてくれたが出てきてはくれなかった。
なんだか眠そうな顔をしていた。

今週は一人の夕飯なので簡単に野菜ばかり。
最近好きで良く使っているのがみそマヨ。
今日はズッキーニにみそマヨを乗せてオーブンで焼いた。
大きなマッシュルームの内側に塗って焼いても美味しい。
ご飯も進むがたぶんお酒も進むと思う。


みそとマヨネーズの割合は同じくらい。
しょっぱさを控えたい場合はマヨネーズを多めに。
１８０度のオーブンで１５分くらい焼く。
とても簡単。  

どなたかのブログで見て食べたいと思っていたフォー。
フォーはベトナムの麺料理でお米で出来ている麺だ。
スープはどんぶりに大匙一杯のナンプラーとお湯だけ。
麺の袋には茹で時間５分とあったが５分では芯があって
結局倍の１０分近くゆでた。
トッピングにドライオニオンと作り置きしておいた肉そぼろ。
緑のねぎが欲しかった。
さっぱりとしたシンプルなスープときしめんのようなフォーが美味しかった。
スープは飲み干してしまった。
ご馳走様でした。  

クリスマスの日はまだ２人の体調がおもわしくなかったので
クリスマスディナーは２６日に延ばした。
夫が主になってチキンを焼く。
約２時間でローストチキンが上手く焼きあがった。
今年の風邪はかなり性質が悪いようで私たちを開放してくれない。
一作業やるごとに２人とも息が切れて座り込んだ。
そうやって出来上がったチキンは今までで一番の出来と
自画自賛の夫と私だった。
  

イギリスに来てはや７年、生のまぐろを食べることはなかった。
スーパーで売られている物はもう色が変わっていて一目で無理だとわかった。
マーケットにはたまに良さそうな物があるけれどいくらなのかわかり辛く
いつもその前を素通りしていた。
最近日本から持ってきたレシピの中に大学の頃飲み会で作ると
大人気であっという間になくなったまぐろのしょうが風味のレシピが出てきた。
材料は刺身用のまぐろと生姜。
最近私が働くスーパーで魚のチェックをしていたら結構新鮮そうだった。
ちゃんとお魚屋さんがいて客の注文で魚をさばいている。
パック物も他のスーパーより新鮮そうだった。
もし生きの良さそうなまぐろがあったら生姜風味に挑戦してみようと思っていた。
昨日魚屋さんに寄ると見た目はよさそうなまぐろがあったので買ってみた。
この一品はまぐろの表面をさっと焼くだけで中は生。
まぐろの色を見て匂いをかいで大丈夫と思い込む。

作り方  続きを読む

クッキーママさんから教えていただいたいも床で
ズッキーニを漬けてみた。
キュウリよりは漬かる時間がかかるのではと思い１０時間ほどおいてみた。
そろそろ漬かっている頃と味を見てみるとさっぱりと漬かっていて美味しい。
キュウリよりも水っぽくなくナスとはまた違う歯ごたえ。
これは美味しい。キュウリよりも好きかも知れない。
紫のカリフラワーピクルスと一緒に食べる。
夫に紫のカリフラワーは心臓にいいんだってと言っても
聞こえないふり、私の皿を見ないふりしていた。  

紫のカリフラワーを切って驚いた。
中身も全部紫だと思い込んでいたので中は白かったのが意外だった。
半分はワインと塩コショウで蒸し煮にした。
中も紫だと思い込んでいたので飲みかけのロゼワインでいいだろうと
使ってみたらちょっと不気味になってしまった。


もちろん夫は見ただけでパスだった。
味は白いのとそれほど変わらないと思う。
ちょっと堅めかも知れない。

残り半分はピクルスにした。
ピクルス液にカリフラワーを入れた途端、液の色が赤に変わった。

本当に実験をしているようだった。
これも私一人で消化となりそう。

追記：レインボーカリフラワーの説明を見つけました。
  

買ってしまった、このお鍋。
良い鍋だというのはわかっていたが高すぎると思っていた。
でも大豆を割と簡単に煮ることが出来ると知ってからいいなとは思っていた。
発端はギリシャ料理だった。
ギリシャ料理の本を買ってきて夫と読んでいたら
耐火用のキャセロールを使って材料を炒めてそのままオーブンという料理が多く
我が家にはキャセロールがなかったので夫が買えばと言う。
私が欲しいフランス製のキャセロールはあるけどすごっく高いから無理というと
夫はたかがキャセロール、高いといっても知れていると思ったようで
欲しいなら買えばいいと言う。
鍋一つで７０ポンドくらいと言うと夫の勢いが止まった。
普段あまり物をねだらないので夫はでもやっぱり欲しいなら買えばいいと言ってくれた。
そうだ、それじゃクリスマスプレゼントとして買ってもらおうという気になってきた。
それでも定価（実際は７８ポンドだった）で買うのは嫌だったので
いろいろと調べていたらアマゾンからセールの知らせが来て
私の欲しい２０センチの鍋が４７ポンド（約１万円）で買えることがわかって
即注文してしまった。  続きを読む

スーパーで生ダコを発見。
それもこんなに安く。
タコ好きとしてはそのまま通り過ぎることは出来ず買い物かごへ。
さて、どうやって食べるか考えた。
刺身は無理だからゆでるしかない。
そうだ、イタリアンのお惣菜が売っているからそれと和えてもいいかも知れない。

日本では刺身用の生ダコは買ったことがあるがそれ以外の生ダコははじめて。
どうやってゆでるのだろう？
早速インターネットで検索をすると写真つきでいろいろと出てきた。
まずは塩でもんでぬめりを取る。
熱湯にお酒と塩を入れて沸騰させる。
そこへ足からタコを入れる。
夫を呼んで実験に付き合せた。
ちゃんと足先から丸まってうっすらピンク色に変わった。
もう一度沸騰したところで火を止め、５分そのままにして
そのあと冷水に取った。


小さなタコ。
ぶつ切りにしてローストしたトマトとバジルとオリーブオイルで作られた
お惣菜と和えて３０分ほど冷蔵庫に入れた。


これが思った以上に美味しくできた。
ワインがグイグイいきそう。
タコのゆで方もわかったし、これからタコを見つけたら迷わず買うぞ。

こ踊りしたくなるほど喜んでいる私を夫は恐ろしい物を見るような目で見ていた。  

今週も夫は遅番なので自分の食べたい物を作っている。
これはクックパッドで見つけた豆腐の卵寄せ。
中華街で手に入る豆腐は真空パックの物で冷奴には向かない。
このレシピを見つけたときに真空の豆腐でもよさそうだと思った。

豆腐一丁に卵２個とお醤油大さじ１を入れてよく混ぜる。
後はおわんにラップを引いて豆腐の材料を入れて
ラップの四隅をきっちり縛って熱湯に入れて１５分くらい固まるまでゆでる。
以前作ったときはあんかけがちょっと物足りなくて
肉そぼろがあればと思っていた。
今回は作り出してから肉そぼろを思い出し間に合わなかったので
大豆を加工してひき肉代わりに使える物をあんかけに入れてみた。
いいかもしれない。


豆腐一丁で３個出来るので耐熱容器に入れて上にあんかけを乗せてみた。
夫は豆腐も食べないので卵寄せを作ると３回続けて食べなければならない。

しばらく我が家の電気製品は落ち着いていたが先ほど掃除機をかけていて
最後にもう一度細かい所をとスイッチを入れたらブオンと音と立てて
その後変な臭いがしてスイッチを入れても作動しなくなった。
もう４，５年使っていたので寿命のようだ。


  

里帰り中に友達がお土産にと乾燥しらたきをくれた。
イギリスに戻ってからさて何に使おうかと思っていた。
先日中華街でひじきを見つけたのでひじきの煮物に
しらたきも入れようと思いついた。

汁気があるものはそのまま入れるだけと書かれていたので
その通りにしてみた。

かき混ぜすぎて見た目はいまいちだが美味しかった。
やっぱり日本の慣れ親しんだ味は身体に染みる。
乾燥したらき、こんないいものがあるなんて。
次回はいっぱいスーツケースにつめてこよう。
美味しいものを教えてくれてありがとう。  

昨晩ご飯を多めに炊いて朝は納豆ご飯と思っていたのに
納豆を冷凍庫から出しておくのを忘れていた。
最近多いこういう物忘れ。
それで何度も失敗している温泉たまごにまた挑戦。
今回はやっと美味しそうにできた。



インターネットで見つけたレシピは５カップの水を沸騰させて火を止め
さらに１カップのお水を足し、冷蔵庫から出したたまごを鍋に入れる。
蓋をして待つことMサイズなら２５分、Lサイズなら３０分とあったが
先日水を入れない方法で３０分でやってみたら見事なゆで卵になってしまった。
今日は２０分くらいにしてみた。
さっと水にたまごを取って割ってみたらツルンとたまごが出てきた。
満足、満足。

もう一品はたらこの缶詰を使ったたらこの煮物。
よくお邪魔しているアンモナイトのみらさんのレシピ。
これもご飯にあって美味しかった。
ご馳走様でした。